みなさまによりよい治療を受けていただくために衛生士でMFT(口腔筋機能療法)の講習会に参加してきました。
MFTについての基礎講義や、実際にトレーニングの実習もあったりと良い勉強になりました。
MFTとは舌、口唇および顔面の筋肉を鍛え正しく機能させるためのトレーニングです。
歯の周りには舌や唇、頬、歯ぐきや歯を支える骨などがあります。
それらのバランスが悪いと正しい口腔機能が行われず、舌癖につながり上顎前突(出っ歯)や開咬(前歯が開いている)、反対咬合(受け口)を引き起こしたりします。
口腔機能とは、咀嚼(噛む)、嚥下(飲み込む)、発音、呼吸です。
舌癖については、以前にもお話させていただきましたが矯正後の後戻りの原因にもつながります。
また、MFTは口角を上げたりほうれい線にも効果的です。
当院ではパタカラを使用したMFTなども行っておりますので、気になる方はご相談ください。