18.09.25
エラスティックの効果について
みなさんこんにちは、9月に入りだんだんと涼しい日が増えてまいりましたね。
今日は、歯列矯正においてかなりの重要性を占める「ゴムかけ」についてお話させていただきます。
ブラケットによる歯列矯正では、上は上、下は下でそれぞれ1本のワイヤーを通して歯を並べていきます。いれたワイヤーの形に合わせて歯が移動していき、凸凹が改善されます。
しかし、「上下のかみ合わせ」については、ワイヤーだけで治していくことが非常に難しく、そこで重要になってくるのがゴムかけです。
当院のスタッフの口腔内です。
治療途中の写真です。
小臼歯と呼ばれる5番目の歯だけ噛み合っていません。
そこで、ワイヤーでの治療とゴムかけを併用しました。
2ヶ月後です。
2か月前と比べて随分上の歯と下の歯の間の隙間が少なくなっているのがお分かりいただけると思います。
このように、矯正治療において、ゴム掛けは非常に大切な役割があります。
ゴムは、患者様自身で取り外しをしていただく必要がありますので、患者様のご協力が大切です。基本的には、お食事と歯磨きの時以外、20時間以上を目標に使っていただけると効果がしっかりでてきます。
お食事の際には外し、お食事が終わったら歯磨きをしてまたつけて頂く、という流れです。
慣れるまで、手間ではありますが、頑張っていただいた方は治療の最終的な仕上がりが抜群に良くなります。
当院ではほぼ8割の患者様に使っていただいていますが、使わないで治療を終えられる方もいらっしゃいます。矯正治療をお考えの方、是非当院に一度初診相談にいらしてください。