九段にオフィスを移転
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1995年当時、地下鉄サリン事件があったことも診療室移転の契機となりました。また、その当時、西麻布の診療室の最寄駅は日比谷線しか通っていませんでした。もっと便利なところ、患者さんが安心して通院できる場所に移ろうと考えるようなりました。
1階を受付、2階を診療室としてチェアを4台設置しました。地下のフロアはセミナールームとして、舌側矯正(裏側矯正)のセミナーが出来るようにしました。
セミナーは最初は松戸の診療室の3階で25人くらいを集めて始めたのですが、九段の診療室に専用のセミナールームをつくり、年に2、3回開くようになりました。そのうちに参加者も増え手狭になったため近くの都市センターホテル、全共連ビルなどをよく借りていました。
また、講習会に参加していた海外のドクターが、実際の診療をもっと学びたいと見学にきていて、外人の訪問客が絶えない状況でした。ミュンヘン大学の教授の一番弟子さんが我が家に3ヶ月間、張り付いて舌側矯正(裏側矯正)を勉強していったこともありました。
九段に移転したころのイーライン矯正歯科