アメリカの舌側矯正事情
矯正治療の先進国といわれるアメリカですが、ことリンガルに関してはまったく人気がありませんでした。その背景にはアメリカでは矯正をすることがひとつのステイタスであり、歯に装置が付くと家族でお祝いをするほどでしたから、隠したり […]
矯正治療の先進国といわれるアメリカですが、ことリンガルに関してはまったく人気がありませんでした。その背景にはアメリカでは矯正をすることがひとつのステイタスであり、歯に装置が付くと家族でお祝いをするほどでしたから、隠したり […]
株式会社カンノは千葉県の流山にあり、社長を含めて7、8人という小規模の工場で、トミーという日本のメーカーの矯正装置を作っていました。毎週月曜日には朝8時に工場に寄って、1時間くらい社長と装置の打ち合わせをするというのが毎 […]
舌側矯正(裏側矯正)の一番の問題は装置と装置の間の距離が表側に比べて短いということにあります。この距離の事を”インターブラケットディスタンス”といいますが、アーチ型に並んでいる歯列の外側と内側では […]
当時の舌側矯正(裏側矯正)のワイヤーはマッシュルームアーチといって、直線的ではなく、途中に屈曲が入ったワイヤーを用いていました。その形状がマッシュルームに似ていたのでマッシュルームアーチ、あるいはクリスマスアーチと呼ばれ […]
歯科矯正というとすべて欧米からもたらされたものと思いがちですが、舌側矯正(裏側矯正)に関してはその発祥は日本にあります。1970年代に世界で初めて藤田欣也先生によって裏側専用の装置が開発されました。このことは意外に知らな […]
90年代初頭にはヨーロッパの舌側矯正学会(ESLO)が設立され、91年にベニスで初めての大会が開催されました。学会は2日間かけて発表が行われ、そのあと2日間の講習会を依頼されました。 ヨーロッパではそれが最初の講習会で、 […]
当時の患者さんの2、3割を占めていたのはキャビンアテンダント(CA)の人たちで、装置が目立ってはいけないというので目立たない舌側矯正(裏側矯正)を希望していました。ところが当時、舌側矯正(裏側矯正)禁止という社内規定のあ […]
舌側矯正(裏側矯正)のクリニックとして87年に港区西麻布に「E-LINE矯正歯科」を開設し、90年代にかけてここで治療をしていくことになりました。住所は西麻布1-1-1でビルの設計者は磯崎新という有名な建築家で、コンクリ […]
リンガルが本格的に始まった80年代前半はアメリカでは皆が飛びついて一時的にぱっと伸びました。しかし、実際に治療してみると、アメリカの矯正医にとってテクニックが難しくて治らないということになり、90年代に入ってリンガルのマ […]
リンガルの講習会を始めたのも80年代の終わり頃からで、最初は台湾で開きました。なぜ、日本ではないかと思われるかもしれませんが、日本のドクターの関心はまだまだ低く、裏側から治療する私などはよほどの変わり者と思われていた時代 […]
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