イーラインの
舌側(裏側)矯正歯科治療
当院は、1988年に舌側(裏側)矯正のみを行うクリニックとしてスタートし、
数多くの患者さまの素敵な笑顔づくりをお手伝いしてきました。
開業当初は舌側矯正は世界的にもまだまだ普及しておらず、
装置も洗練されていなかったため、
院長の竹元自ら裏側からの装置(ALIAS,stb)・システムの開発(リンガルストレートワイヤー法)を行ってきました。
あらゆる症例に舌側(裏側)矯正で対応できる約40年の経験と実績があります。
「見た目が気になることで矯正治療に踏み込めない方の背中を押したい」
「患者様の心の負担を減らしたい」
という思いのもと、常に新しい技術を取り入れて治療をおこなっております。
難症例も含めて、ご希望の患者様はすべて裏側からの矯正で対応させていただいておりますので、
他院で断られたという方もお気軽にご相談ください。
舌側(裏側)矯正歯科治療ってなに?
一般的に矯正治療というと、歯の前面(表側)に装置がつくイメージがあるかと思います。
舌側(裏側)矯正治療とは、装置(ブラケット)を歯の後ろ側(裏側)に付け治療を行う
矯正治療です。
歯の後ろ側に装置がつくことで、表からはほとんど見えず、矯正治療をしていることが他の方から見えづらい・気づかれにくい方法です。
舌側(裏側)矯正歯科治療と
一般的な矯正歯科の違い
一般的な矯正歯科との違い
一般的に矯正治療は大きく3種類に分けられます。
1 唇側(表側)矯正
唇側(表側)矯正は、歯の表側に矯正装置をつけて行う一般的な矯正治療です。
ブラケットと呼ばれる矯正装置にワイヤーを通して歯に力をかけて動かしていく治療です。
歯の表側に装置とワイヤーを装着するため、治療中の見た目が気になる点がデメリットです。
また、装置の厚みにより治療中は口元に突出感が出ます。
唇側矯正は、矯正治療法の中で最も歴史がある治療法です。
幅広いケースに対応することができます。
2 舌側(裏側)矯正
唇側矯正は歯の表面に装置を装着し、ワイヤーを使って歯を動かす矯正治療です。
それに対し、舌側矯正は歯の裏面に装置を装着し歯を動かしていきます。
唇側矯正と舌側矯正の大きな違いは矯正治療中の見た目です。
人目を気にせず綺麗な歯並びを手に入れて欲しいという思いから、舌側(裏側)矯正治療は進歩し改良されて来ています。
3 マウスピース矯正
マウスピース型の透明な矯正装置を装着して行う治療方法です。
一人ひとりの歯に合わせてマウスピースを作製・装着し、治療の段階に応じて新しいマウスピースに交換しながら歯を動かしていきます。
透明で目立ちにくく取り外しが可能な点が特徴です。
ただ、まだ日本ではマウスピースの矯正装置に関する臨床的研究はブラケットを用いた矯正に比べて少なく、その安全性と有効性が高いレベルで明らかにされていないのが現状です。
そのため、矯正診療に関する専門的な知識や技能、経験を歯科医師が有していることが不可欠です。
舌側(裏側)矯正治療の特徴
舌側矯正は、唇側(表側)矯正に比べ、操作が難しく複雑です。
また、歯の表側に比べ裏側の形態は個人差が大きいため、装置を作る準備の工程がとても重要になってきます。
つまり、舌側矯正治療には、唇側矯正治療とは異なる特有の治療の知識・技術が必要なのです。
そのような違いから、一般的に舌側矯正は「痛い」「治らない」「時間がかかる」というイメージが強く付いてしまっているのも事実です。
しかし、当院では、装置やシステムを改良することで痛みや治療期間に差はなく、唇側矯正と同じように舌側矯正治療を受けていただけます。
イーライン矯正歯科の
舌側(裏側)矯正治療の特徴
より良い技術
院長竹元京人は舌側(裏側)矯正治療の第一人者にして、舌側矯正装置をはじめ数々のテクニックを考案する研究開発者です。
そして、所属のドクターは当院開発の舌側矯正装置「ALIAS(リンガルブラケット矯正装置)」に習熟したエキスパートです。
ドクターだけではなく、衛生士、技工士ら全スタッフが習熟することで治療の水準を高く維持する体制をとっています。
ALIAS(リンガルブラケット矯正装置)を開発したクリニックであるからこそのクオリティであり、世界の舌側矯正をリードするクリニックであるという自負を持ってスタッフ全員が治療に当たっています。
3DCTを用いた安心・安全な診断
今までのエックス線撮影のみでは二次元的な平面の情報しか得られませんでしたが、CTを導入することで三次元的に歯と骨の位置関係や骨の厚みなどを確認することが出来るようになりました。
三次元で得ることのできる多大な情報により、今まで以上に安全な診断が可能になりました。
歯根状態をしっかりと把握しながら安全な治療方針を立てることで、リスクマネジメントを行いながら治療が出来ます。
CTでは、気道や鼻腔、副鼻腔の状態が確認出来るため、いびきや無呼吸症候群等への影響も考慮して診断をたてています。
また、患者さまの治療方針は、ベストな診断をご提案するため、院長を含めた歯科医師全員で話し合いを重ね決定しております。
1人の意見だけではなく全員で話し合うことで、さまざまな角度から導き出された診断をたてることが可能です。
デジタル技術を用いた
オーダーメイドの
装置作製・装着
当院には舌側矯正(裏側矯正)に特化した歯科技工所が併設されています。
正しい歯並びになるためには、初めにセットアップ模型と呼ばれる治療後の歯列の予測模型の作製が不可欠です。
このセットアップ模型と装置の装着ポジションを決める作業は、専属の歯科技工士がそれぞれの患者さまの口腔内に合わせて精密に行っています。
セットアップ模型の作製は、通常他院では技工所に発注して作りますが、歯科技工士に任せっきりになるため、ドクターの指示が正確に伝わらないといったことが往々にしてあります。
そのようなことのないよう当院では技工所を院内に併設し、ドクターと歯科技工士とが緊密にコミュニケーションを取りながら時間をかけ何度もチェックすることで精度を高めていくことができます。
この技工の技術は、矯正治療の技術と同じくらい非常に重要なポイントとなります。
現在では、セットアップの工程もすべてデジタル化し、これまで手作業では調整できなかった範囲までより細かく調整し、スピーディーに作製することが可能となっております。
より良い治療環境
当院の治療機器や設備等は常に新しいものを導入しています。
レントゲン室には歯科用の低線量CT及びデジタルレントゲン撮影装置を設置し、歯科用CT(コンピュータ断層撮影)の3次元の高画質画像によって、レントゲン映像ではわからない細かい部分まで正確に把握しています。
歯型採りにも口腔内スキャナーを用いることで、従来の印象材を用いた歯型よりも正確なデータの採得が可能になりました。
印象材の型取りは、嘔吐反射の強い患者様への負担が大きく、さらに劣化や破損などの問題点もありましたが、口腔内スキャナーを用いることでそれらの問題がすべて解決されています。
スキャナーで撮影したデータは、すべてデジタルデータとして管理し、3Dプリンタで模型にプリントアウトしています。
そしてこのデジタルデータと模型をもとに、前述したセットアップ技工を行っております。
毎回、調整終了後には口腔内を写真撮影して患者さまごとにコンピュータに保存しております。次回治療の際にはその画像をモニターでお見せし、治療の進行具合をご自身で確認することができます。
歯列の変化が手に取るようにわかるので、達成感が得られ治療のモチベーションも上がります。
舌側(裏側)矯正歯科治療
にかかる費用
イーライン矯正歯科では、治療費の総額を治療開始前にご提示する定額制(トータルフィー)を採用しております。
使用する装置代や毎回の治療調節料、保定装置、保定観察料がすべて含まれていますので、追加料金が発生する心配はありません。
治療回数や治療期間の増減によって治療費が変動することもありませんので安心して治療が受けられます。
治療開始前に総額の治療費がはっきりと分かりますので、費用にも納得したうえで矯正治療を開始することができます。
初診相談 | 無料 | |
---|---|---|
検査料 | 35,200円 | |
診断料 | 9,900円 | |
舌側全体矯正治療費 | 1,364,000円 ~1,650,000円 |
|
表側全体矯正治療費 | 990,000円 ~1,188,000円 |
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舌側部分矯正治療費 | 440,000円 ~880,000円 |
治療費のお支払いについて
舌側(裏側)矯正歯科治療の流れ
初診相談(約30分)
歯並びに関して気になっていること、お悩みなどをおうかがいすると同時に、治療に対するご要望などをお受けします。
矯正治療専門のドクターが口腔内を拝見し、予測される治療の内容や期間、ご料金について説明いたします。
ご不明な点、心配されている点などお気軽にご相談ください。
※初診相談は、無料にて対応しております。
検査(約1時間)
治療に際して患者さまの口腔内の検査を行います。
検査内容は口腔内写真撮影、レントゲン撮影(デジタルレントゲン装置を使用)、CT撮影、上下歯型の採取(3Dスキャナーを使用)、噛み合わせの検査などです。
デジタルレントゲン及びCTは歯科用低線量の装置ですので被爆に関しての心配はありません。
治療計画のご説明(30分〜1時間)
検査後は検査データを分析し、患者さまにご納得して治療を受けていただけるよう歯科医師全員で十分に話し合いを重ねて治療方針を決定します。
診断時には、写真やCT画像だけではなく、3Dプリンタで作製した模型をお見せしながら具体的な治療方法や期間をご説明します。
費用や支払方法などについてもこの時点でご説明しますので、ご不明な点はなんでもご質問ください。
歯磨き指導・口腔内清掃(1時間~)
治療に入る前の重要なステップに歯磨き指導及び、口腔内清掃があります。
治療期間中にむし歯や歯周病にならないよう正しい歯磨きの方法を歯科衛生士がご説明しますのでしっかりと覚えてください。
口腔内清掃と印象採取(3Dスキャナー使用)をし、装置をつける準備をします。
矯正装置装着(2時間)
矯正装置を装着します。
口の中に使う装置は歯を正しい位置へ移動させるために、適切な力がかかるように設計されています。
装置は一本一本の歯に接着させ、すべての歯に装着するまでに約2時間かかります。
この装置が歯や歯ぐきを傷つけることはありませんのでご安心ください。
歯の移動期間 (1年〜2年半)
装置装着後は4~8週間ごとに来院していただき、装置の調整を行います。
治療内容にもよりますが、1回にかかる時間は15分から1時間程度です。
治療期間は、患者さまの顔の骨格や歯並びの難易度によって大きく変わりますので詳しくは診断時にご説明しております。
目安としては、でこぼこな歯並びの患者さまの場合、1年から2年半くらいとなります。
「ALIAS(リンガルブラケット矯正装置)」は、毎回の調整にかかる時間及び治療期間も以前に比べて短縮され、痛みなども軽減されるなど患者さまのご負担が格段に軽減されています。
保定と定期健診(1年〜2年半)
歯の移動が完了すると、すべての装置をはずして治療終了となります。
これ以降は保定期間となり、移動した歯のあと戻りを防ぐためにリテーナーという着脱できる保定装置を装着していただき、歯列を安定させます。
歯列の安定には約2年前後かかります。
保定期間中は3ヶ月から半年に1回受診していただき、歯列や保定装置、噛み合わせのチェックなどの定期検診を受けていただきます。
よくあるご質問
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装置装着後は、どれくらいのペースで通院するの?
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矯正治療中の調整は、1ヶ月~2ヶ月に一回の通院になります。
装置が外れたり、お痛みがある場合には、予約日以外でも拝見致しますのでご連絡下さい。
キャンセル等でご来院の間隔が空いてしまいますと、治療期間が延びてしまう可能性がありますので、ご予約日にお越しくださいますようご協力お願いいたします。
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矯正治療のために歯を抜くことはあるの?
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矯正治療で歯を動かすためにはすき間が必要となります。
当院ではなるべく歯を抜かない方法での治療ができないかを第一に考えております。
しかし、でこぼこが強かったり、歯と顎のバランスを考えて歯を抜いた方が良い場合もあります。
CTを撮ると、歯や顎のバランスが正確に分かりますので、当院ではCTを含む精密検査を行い患者様にベストな治療法をご提案させていただきます。
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歯のデコボコがある程度並ぶまでにどのくらいかかるの?
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歯の動きには個人差がありますが、当院のシステムでは、3~6ヶ月程で並んできます。
特に、裏側の装置は見えませんので、見た目がきれいになってくるのを早く実感していただけます。
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前歯のみの部分的な治療はできるの?
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出来る場合と出来ない場合があります。
治療出来る場合でも仕上がりに限界がありますので、実際に口腔内を拝見しご相談させていただきます。
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初診相談から矯正装置装着までにはどれくらいかかるの?
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初診相談後は、検査・診断や装置を作るための準備がございますので、初診相談から2~3か月後に装置が装着されます。
特に卒業式、成人式、結婚式、ご就職等でお急ぎの患者様は、お申し出下さい。
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矯正治療前に詰め物や虫歯の治療は終わらせた方がよいの?
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虫歯や詰め物があっても検査は可能です。装置を作るための歯型採りまでに終わらせていただければ治療上は問題ありません。
ただ、詰め物の処置は、矯正治療中は仮歯の状態にとどめていただき、矯正治療後に咬み合わせに合った詰め物へやり直していただきます。
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矯正治療が終了した後は歯並びは一生キレイなの?
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矯正治療後は、何もしないとデコボコや歯のすき間が戻ってしまう恐れがあります。
この後戻りを防ぐために、矯正治療後は保定装置をご使用いただきます。
-
治療費の支払い方法は?
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治療費のお支払いは、治療期間と保定期間の範囲内(最長48回)での分割払いが可能です。分割払いの際の利息はかかりませんので、無理なくお支払いいただくことが可能です。
矯正治療中の注意事項
矯正治療は、患者さまの十分なご理解とご協力によりすばらしい治療結果を生むことができます。
しかし、矯正治療にも体の治療と同じようにいくつかのリスクと限界があることをご理解ください。
以下に記載している症状すべてのことが起こりうるわけではありませんが、
当院では、みなさまに安心して安全な治療を受けていただけるよう、
リスクや副作用についてあらかじめご説明し、ご理解いただいたうえで治療を行っています。
- 矯正装置装着後または通院調整後に、個人差がありますが、歯痛や発音障害、口内炎等が生じることがあります。
通常3~10日で治りますのでご安心ください。 - 装置と装置の間は磨き残しが生じやすいため、十分な歯磨きが出来ていないと虫歯や歯周病、歯髄炎の原因となります。
そのため、矯正治療中は歯磨きをきちんと行っていただき、一般歯科での定期検診も推奨しております。
また、歯髄炎は外傷や硬いものを咬んだ衝撃でも起こる可能性があります。 - 治療中に歯根吸収(歯根が短くなること)や歯肉退縮、歯のすり減りが生じたり、装置除去時にエナメル質に微小な亀裂が入ることがあります。
可能性のある方には治療開始前にくわしくご説明いたします。 - 顎関節の音や痛み、口が開けにくい等の顎関節症状が出ることがあります。
当院では、症状が強い方へは専門医をご紹介させていただいております。 - 矯正装置を装着することで、金属アレルギーの症状が出ることがあります。
ご心配な方は金属アレルギーテストを受けることをおすすめしております。 - 骨格のズレが大きく矯正治療だけでは治療不可能な場合や歯が顎の骨とくっついている(癒着している)場合は、口腔外科の専門医をご紹介し外科手術併用の治療をご提案させていただくことがあります。
- 歯の動くスピードには個人差がありますので、予定していた治療期間が延長する場合があります。
また、患者様のご協力の度合いも治療期間や結果に影響してまいります。 - 矯正治療後は、歯の後戻りを防ぐために保定装置を使用していただきます。
保定装置の使用をやめてしまうと歯が動いてしまい、再治療が必要になることもあります。 また、顎の成長や歯周病、舌癖、加齢変化なども後戻りの原因となりますので、当院では保定装置の長期的なご使用をおすすめしております。 - 矯正治療は一度始めると元に戻すことは難しくなりますので、安心安全な治療を受けていただけますよう、みなさま一人ひとりに事前にご説明しております。
著者 Writer
- 竹元 京人
- 世界舌側矯正歯科学会(WSLO)の発足メンバーであり初代大会長を務める。
アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界各国で舌側矯正について講演、講習会を行うなど、舌側(裏側)矯正を最前線で牽引する第一人者。
【役職】
World Board of Lingual Orthodontists(WBLO前会長)
イタリアフェラーラ大学 客員教授
英国王立エジンバラ大学医学部 M-Ortho examiner, Fellow
【所属学会】
世界舌側矯正歯科学会(認定医、専門医、元会長、創設理事)
ヨーロッパ矯正歯科学会(EBO専門医)
日本矯正歯科学会(臨床指導医)
日本成人矯正歯科学会(臨床指導医、総合指導医)
日本舌側矯正歯科学会(認定医)
【経歴】
1979年 東京歯科大学卒業
1979年 東京医科歯科大学歯学部矯正科入局
1983年 竹元矯正歯科開業
1988年 イーライン矯正歯科開業
コラム
COLUMN
デジタル化の時代を迎えて
すべては患者さんのために
リンガルの先進国、日本
世界に一つだけのリンガルブラケット矯正装置(ALI...
スクエアスロットへの道
舌側矯正(裏側矯正)でパッシブルセルフライゲーショ...
進化するストレートワイヤー
超小型の薄型装置であるSTbを開発(2001年)
診療案内
MEDICAL
イーライン
矯正歯科の
舌側(裏側)
矯正
矯正治療費
流れ
よくある
ご質問
リンガルブラケット
矯正装置(ALIAS)の
特徴と技術
舌側(裏側)矯正
治療のメリット
矯正治療中の注意事項
舌側(裏側)
矯正治療の症例
当院のご紹介
ABOUT US
イーライン矯正歯科
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